資格試験のための学習方法、一般的にその筆頭に挙げられるのが資格学校への通学ではないでしょうか。

通学講座のメリット

確かに、現役にファイナンシャルプランナー(FP)による法改正や最新の金融事情・動向なども交えた〝活きた講義〟は、試験のみならず、将来的にもためになる情報が満載でしょう。

また、講義における疑問点や不明点は、質問することによりその場で解決することも可能です。さらには、志を同じくした他の受講生はライバル的な存在となり、競争心が芽生えることによりモチベーションも継続しやすい環境といえます。

通学のデメリット

しかし、こと対象を社会人とした場合、メリットばかりとはいえません。

まず、受講料。大手資格学校の通学講座となれば、その受講料は軒並み10万円以上が当たり前。ファイナンシャルプランナー(FP)資格を目指す年齢層が多い20~30台の社会人にとって、10万円以上の出費はかなり厳しいものです。

通学すること自体に費用と労力が…

通学の必要があることも大きなネックです。公務員でもない限り、毎日定時に会社を退社できることなどあり得ません。となれば、週に1度とはいえ、講義に遅れてしまう可能性も大。

その遅れはすなわち学習の遅れへとつながり、それが何回も重なれば致命的にもなりかねません。事実、仕事の都合で講義についていけなくなり、受検を前に挫折するケースも少なからずあるようです。

通学となれば、連続で通うことによる交通費の存在も無視できません。実際のところ、地方にも進出する大手資格学校といえども学校が存在するのは、人口密度の高い都市部や市街地のみ。勤め先の会社が市街地から外れている場合、資格学校へ通学する交通費とその労力はかなりのものでしょう

足並みを揃えた講義の是非とは

加えて、これは実際に某大手の資格学校へ通っていた方から聴いた話なのですが、講義の冒頭は必ず前回講義分の復習や確認テストが行われ、それが毎回30分以上にも及ぶとのこと。新しい単元の講義は90分の講義中、その後の1時間程度。

それは、前述した講義開始時に出席できない方への配慮かも知れません。
しかし、自発的に復習をこなしている方にとっては無駄な時間にほかなりません。足並みを揃えた講義の進行も善し悪しといったとろこでしょうか。

ネット環境を存分に活かして学習を

教育システムが向上しネット環境が普及した今、「資格取得=資格学校への通学」という図式、そして、盲目的な選択は果たして正しいといえるのでしょうか。

みなさんも、これらメリットとデメリットと秤に掛け検討して下さい。